SAPPORO SDGs

現場レポート

Report

2026.02.19

実のない防水話

① それっぽいけど何も言ってない話

防水ってね、結局“水”なんです。

水は正直ですから。
嘘はつけない。

実は、建物も正直なんです。
僕らはね、その間に立つ存在なんですよ。


天気が悪けりゃ、防水屋が儲かる。

水が無けりゃ、防水屋は干からびる。


たまにいますよね。干からびた防水屋。


だいたい肌にツヤがない。

トップコート不足ですね。






② 職人風・無駄に哲学系

防水は腕じゃない。

“姿勢”ッス。



ローラーをどう転がすかじゃない。

ローラーとどれだけ向き合えるかッス。

ローラーに人生を賭けられるかどうかッス。



厚み?
もちろん大事ッスよ。


でもね、本当に大事なのは“心の厚み”ッス。


心の厚みは、スケールで測れない「魂の厚み」スから。






③ やたら横文字を使うタイプ


最近の防水はトータルバランス。

下地コンディション、
マテリアルチョイス、
ランディングトゥモロウ。
フィニッシュクオリティ。
クラッシュバグ。



最終的には“トータルプロデュース”ですねェ。



言うなれば、
レインマネジメントソリューションアウェイ。



ウィーアーグッジョブ。
ノーレインノーライフ。
チェケラ。ポンポンポーン!






④ SNSでバズりそうで何も言ってない系



【知らないと損】



防水には“3つの真実”があります。
動画の最後にその秘密が・・・?



① 水は上から来る

② 水は下にも回る



  ☝画面を2回タップすると・・・!!



③ 水は気まぐれオレンジロード
タップしても何も起きないこと、実はあまり知られていません。




詳細はまつもと泉のWEBで。






⑤ 経営者風に語るが内容ゼロ


防水っていうのはね、
単なる工事じゃないんですよ。



材料屋から材料を買って工事するんです。



ブリヂストンのタイヤを履いたトラックに材料を積むんです。



それを現場に納入して工事屋が施工する。

現場の監督がにっこり笑って現場写真を撮る。

御施主様が仲間になりたそうにこちらを見ている。


▶ はい
いいえ





そういう世界で、我々は工事してるんです。

ええ。






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ではまた、どこかの屋上で。

山本
カテゴリ:実のない話
2026.02.16

防水を、防水ってなんだ?

振り向かないことさ。




防水工事という仕事は
普通に暮らしている人にとっては
あまり縁のない世界かもしれない。



屋根の上。
地下の奥。
ふだん目にすることのない場所。



完成してしまえば、評価されることもない。



人の生活は、
「何も起きない」ことが普通。


すきま風もなく、
雨漏りもなく、
床が軋むこともない。
それが当たり前。




だが建物は、
常に過酷な環境にさらされている。

雨や雪、紫外線、寒暖差。そして年月。
それらは確実に建物を劣化させていく。




外壁は、色あせやひび割れで劣化が目に見える。
それゆえ管理もされやすい。




だが、防水は違う。




異常がなければ、
一生、誰の目にも触れないこともある。

建物に異常が起きたとき、初めて存在を知られる。
それが防水という仕事だ。




大工や鳶、左官のような花形の職ではない。
派手さもない。

むしろ地味で、汚れて、嫌がられる
影のような存在。




だが、もし防水がなければ、
建物はあっという間に朽ちていく。




防水は、最後の砦。

完成すると、誰も見なくなる。




それでも、
平穏な日常を当たり前にしてゆくためにある仕事。




防水ってなんだ?



ためらわないことさ。



――串田アキラも、そう歌っていた。




ではまた、どこかの屋上で。

山本
カテゴリ:ツマミになる話
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