SAPPORO SDGs

現場レポート

Report

2026.03.10

残クレでアルファード買う前に、防水直そ

街を走る、イケイケでピカピカの新車。

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月々いくらで乗れます。

頭金ゼロでも大丈夫です。

今ならグレード、ワンランク上がお得です。





うまい言葉だなと思う。





私も車が好きで、尚かつ、自他ともに認めるミーハーなので、

トヨタ自動車の高級車は、いつだって憧れの的だ。





外観ピカピカの新車を購入しても、

あまり気にされないのが、人の目に触れにくい「下回り」。





北海道でひと冬越えると、

道路に撒かれた融雪剤(塩化カルシウム)の影響で、

下回りがサビサビ、なんてことも珍しくない。

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気にする方は、洗車のたびに下回りを洗い、

自ら屈んで車体の下を確認する。






車好きというより「見た目好き」な方々は、
下回りの重要性はなんとなく分かっていても、

つい目を伏せがちだ。






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建物の維持はどうだろう。




外観は、アルファードに憧れるのと同じように、

シールのひび割れや塗装の劣化を気にする人は多い。

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劣化を敏感に察知した営業マンが頻繁に訪れ、

ユーザーはあっさり鎮圧されていく。




ピカピカの新車に、薄汚れた建物は似合わない。




分かります。







でも、建物の「防水」に関してはどうか。


うっすら感じていても、

あまり意識していないのが普通かもしれない。



災害は起こりそうで、どこか自分には関係ないと信じている。

あの感覚と、少し似ている。




防水というものは、そんな立ち位置にいる。




屋上。

ひび割れ。
端部の浮き。
ドレンの詰まり。

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でも、見えない。いや、見ない。




悪いことなんて起こらないという、根拠のない思い込み。



車は毎日見る。
防水は、ほとんど見ない。

車はじかに人に見せる。
屋根なんて、せいぜいグーグルマップで見るくらい。

車の下は、スタンドやディーラーが見る。
屋根の防水は、工事の人しか見ない。





「なにか」が起きない限り、
人の目には触れない。






建物の防水は、贅沢品じゃない。

資産を守る“保険”だ。




雨漏りしてから直すのは、

エンジンが焼き付いてからオイルを入れるようなもの。



車は5年で価値が落ちる。

きちんと守られた建物は、価値を残す。



どちらも、
手放すときに分かる。






カッコよさは、足元から。



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屋上は見えない。

けれど、そこが崩れたら全部崩れる。





私もアルファードが好きだ。




でも、新車の前に、

一度だけ屋上を見上げてみてほしい。




たぶん、
未来の自分が、少しだけ安心する。






ではまた。どこかの屋上で。

山本

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