2026.03.06
防水屋メシ①

ガテン系に分類される防水業。
鳶さんや大工さんほどのパワー勝負ではありませんが、体力はとにかく使います。
屋上は、天国に一番近い職場。
防水屋の一日は、天気と腹で動いています。
喰わないと持たない仕事の筆頭と言っても、過言ではないでしょう。
朝と昼は、コンビニか現場近くの飲食店。
コンビニが近くにあれば、現場職人の7割はそこで昼を買います。

愛妻弁当持ちは、意外と少ない防水業界(当社調べ)
食堂に行けばいいと思われがちですが、防水屋やペンキ屋のような“汚れ系喰種”にとって、昼の食堂はハードルが高いんです。
着替えて移動して、注文を待って、食べて、戻る。
気づけば昼休みの三分の二が終了。
ガテン系の昼休みは、体力回復のための「昼寝」が基本。
食堂のロスタイムは、かなり致命的です。

だからヨゴレ系は、コンビニ弁当が主流になります。
現場に来てくれる仕出し弁当屋さんがいたら、もう女神ですね。
建築屋の昼メシはシンプル。
肉とボリュームがあれば、誰も文句は言いません。
味噌汁が無いとダメとか言い出す職人も最近は増えましたが、昔は食う時間すらなく、胃に押し込んで戻るなんてことも普通でした。
今どきのオシャレ港区職人とは、たぶん同じテンポで食事はできません(笑)
北海道の職人のオアシスといえば、
セイコーマート。

安い。多い。早い。
みんな大好き、セコマのカツ丼。
午後を生き抜く体力は、昼メシで決まります。
ガッツリ飯の王道は、
ラーメン+チャーハン+餃子。
大盛りは基本です。
コスパ重視なので、日替わり定食も人気。
ご飯おかわり自由なんてあったら、もう名店。
コンビニ派のスタンダードは、
おにぎり+カップ麺+唐揚げ。

夏はガリガリ君で一旦身体を冷やしてからご飯食べるのも定番です。
職人の昼メシ評価基準は、普通の感覚とは少し違います。
量が多い → 最重要
駐車場が広い → 北海道では必須
提供が早い → タイムイズ昼寝
美味いかどうかより先に、この基準で選びます。
そして最大の評価基準は、
「よし、午後からもう一息いくか」
そう思えるかどうか。
ただし、ガッツリ飯にもリスクがあります。
食べすぎて動きが重くなる。
血糖値爆上げ寝すぎてだるさが残る。
満腹と作業効率は、だいたい反比例します。
デキる職人の午後イチは、目に見えて気だるそうにしてますね(笑
仕事終わりには、ほんの小さなご褒美。
・仕事終わりのラーメン
・冬の現場帰りのコンビニ肉まん
・汗をかいた日の一杯のビール
いい仕事をした日は、メシがうまい。

うまいメシを食うために、
また明日も働きます。
ではまた、どこかの屋上で。
山本
カテゴリ:お腹いっぱいな話
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