SAPPORO SDGs

現場レポート

Report

2026.02.06

衝 動

改修調査依頼で屋根に上がると、


「よくこれで漏水しないなぁ」


って現場によく出会います。





老朽化の激しい屋根はもちろん、
メンテナンスがされておらず衝撃を受けることもしばしば。









どうしようもないほど壁が落ちていたり

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一見、さほど痛んでなさそうな屋根でも

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手抜きの防水補修跡が
見事に剥がれ落ちたりしてる現場に出くわします。

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平穏そうに見える綺麗な屋根でも

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排水ドレンがまりもっこりだったりしますから驚きです。

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まりもっこり
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ではまた、どこかの屋上で。

山本
カテゴリ:ツマミになる話
2026.02.02

知らなくてもいいけど知ってたとしても別に誰にも自慢できない防水屋さんの仕事のこと

アス防豆知識「ドーコ」

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一斗缶の上部を切り取り、取っ手に番線という建築針金を巻き付けてバケツ状にしたものをドーコという。(ドンコ缶とも呼ぶ)。

溶融釜で溶かしたアスファルトを汲んで持ち歩くための、熱アスファルト防水の基本道具の一つ。


現場にもよるが、平均5-6個のドーコを使用する。


製作はアスファルトプライマーの空き缶を使うのが一般的。他の空き缶を使うと、溶かしたアスファルトを入れた使い始めに悪臭が発生する為、忌み嫌われる。



以下、私が若手時代の話。



取っ手番線取り付けは主に釜屋さん(釜作業専属の職人)が作成することが多い。

完璧の域に達するには少々鍛錬が必要。


ドーコ缶つくりにタラタラ時間が掛かってると

「帰れボケェ!」

と職長に怒鳴られたりする。



ドーコ缶の作りや、メンテ一つで職人の良し悪しが分かると言われていた。



使い古してくると、缶底がアスファルトの熱で冒され膨らんでくる。

こうなると、いつ破損するか危険なので廃棄の目安となる。



また、ドーコは使用しているうちに、冷めたアスファルトがへばりついてだんだん重くなってくる。

溶融釜に缶ごと入れて、このへばりついたアスファルトを溶かしてキレイにすることを俗に

「天ぷら」と呼ぶ。

天ぷらのやり方もその職人によって差があるが、ケレンなどを用いてよりキレイにするのが一般的。



これもまた、モタモタしてて手早くやらないと

「やる気あるンかいボケェ!」

と職長に怒鳴られる。



床貼りのときの合い言葉は「アス1杯ァーイ!」



一杯汲むと重さはだいたい15キロ程度。

馬力のある釜屋さんだと、片手に2杯ずつ4杯を一度に運んだりする。



要領の良い釜屋さんは台車を使って6杯とかガラガラと運んでくるが、あまり余裕ブッコいて釜屋やってたら

床貼り屋さんに超激速度で次々とアスを使われて、くそいじめられるので注意が必要。



昨今はあまり聞かなくなった現場いじめ笑



関西方面や西日本では、柄杓を使わず一斗缶を半分にして使う「半ドーコ」が主流である。






以上、知らなくてもよい豆知識でした。






ではまた、どこかの屋上で。

山本
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